研究実績 of 岩手医科大学 口腔インプラント学分野
- 講座等における主たる研究テーマ
- 研究テーマ<人工骨の開発>リン酸カルシウム系骨補填材であるリン酸三カルシウム(TCP)とBone Morphogenetic Proteinの活性を向上すると考えられる薬剤やタンパクを組み合わせることにより新規の骨補填材の開発<マウスの未分化間葉系細胞に各種サイトカインを用いた細胞増殖の研究>口腔生化学との共同研究で未分化間葉系細胞が骨、および上皮組織に分化するときに影響するサイトカインの同定。またそれらを明らかにすることにより骨増生や、上皮組織の増生を可能にするたんぱく質、もしくは薬剤を明らかにし最終的にはインプラント臨床に還元することを目的としている。
- 研究成果の発表状況
- <学術論文>原著:丸尾勝一郎、鬼原英道、近藤尚知、春日井昇平:各種スタチン-α型リン酸三カルシウム複合体のラット抜歯窩への骨造成効果のX線学的評価.みちのく歯学会雑誌.2010
- <国際学会発表>一般講演:Kondo H, Kihara H, Kobayashi T, Suzuki T, Kuroda S, Kasugai S : Evaluation of Multiple Attachment System for the Implant Retained Removable Denture. 88th IADR General Session. Jul 2010. Barcelona, Spain.Rodriguez R, Kondo H, Nyan M, Hao J, Miyahara T, Ohya K, Kasugai S : Application of Epigallocatechin-3-gallate-Tricalcium phosphate combination For Bone Regeneration. 88th IADR General Session. Jul 2010. Barcelona, Spain.
- <国内学会発表(全国)>一般講演:丸尾勝一郎,近藤 尚知,鬼原 英道,春日井昇平:シンバスタチン-α型リン酸三カルシウム複合体のラット抜歯窩への骨造成効果のX線学的評価.日本口腔インプラント学会 第40回学術大会.9月 札幌 (2010)秋野 徳雄,立川 敬子,丸尾勝一郎,宗像 源博,春日井昇平:口腔内から採取された自家骨の細菌学的汚染度の検討 ?生理食塩水による洗浄効果について.日本口腔インプラント学会 第40回学術大会.9月 札幌 (2010)鬼原 英道:上顎左側犬歯部および臼歯部にインプラント補綴治療を行った1症例.日本口腔インプラント学会 第40回学術大会.9月 札幌 (2010)その他:鬼原英道:TCP系骨補填材に関する基礎的研究と臨床応用、日本口腔インプラント学会 第40回学術大会 ランチョンセミナー 9月 札幌 (2010)